やはり・・

意外と早くて驚いたのですが、以前に予想していた通りフレンド田に続いてアミーゴ・キャンパス・イーキャンパスの3社が金利の引き下げを実施しました。
通常利率が17.40%だったのですが、16.80%になっています。
常に業界No1の低金利を鼓舞していただけに、他社の金利引き下げは断じて許せないという思いなのでしょう。
 
アミーゴの金利引き下げ
 
上図はホームページのキャプチャです。
せっかくの低金利NO1のわりには大々的にアピールしていないところが気になり、ページをめくってみると「なるほど」でした。
それが下の図です。
金利引き下げキャプチャ
つまり、一気に全員引き下げるのではなく、まずは新規から引き下げ、追加・再契約の申し込み時に随時引き下げるという事です。
追加などのアクションがない限り、しばらくは従来の利率のままという事なのでしょう。
「せこい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは業界では当たり前の事なのです。
既存客まで全員一気に引き下げとなると、例えコンマ6%の引き下げでも全体の収入源は計り知れないものとなるからです。
金利が下がるのは大変良い事なのですが、一方では貸し倒れリスクが高いと判断された場合、借りられなくなるという現象が起きます。
いわゆる貸し渋りです。
最終的には年12%~15%で落ち着くだろうと言われていますが、現在のアベノミクスとは正反対の動きをしているのが学生ローン業界です。
デフレ脱却どころではありません。
おそらくあと2~3年以内には年12%~15%という、低金利時代が訪れるのではないでしょうか。


追伸
こちらの記事は平成25年7月に投稿したものですが、サーバーを引っ越した関係で投稿日が10月になっております。